2023年2月15日水曜日

ChatGPTを使って「自動型化学」と「自律型化学」について質問してみました:
素晴らしい結果が返ってきました

 先日MSが公開したChatGPTを試してみました。人工知能を用いた検索、リポート機能を有する次世代型のシステムです。

 試しに、私が提唱している「自律型化学」についてChatGPTを用いて質問しました。質問から、十数秒程度で以下のようなリポート(回答?)が返ってきました。 私が想像していたよりも素晴らしい答えです。

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質問: 自動型化学」は現在の最新の科学技術ですが、「自律型化学」は近い将来実現するでしょうか?

 

回答: 

 結論部分自律型化学は現在、研究開発段階にありますが、将来的には実現する可能性があります。

 内容説明(1):この技術は、自動化された化学プロセスをさらに進化させ、より複雑なタスクを自動的に実行することができるようにすることを目指しています。

 内容説明(2):自律型化学は、化学反応を自動的に制御することができるようにすることにより、化学実験の複雑さを減らすことができます。これは、化学実験をより効率的かつ正確に行うことができるとともに、研究者の時間と労力を節約することができます。

 問題点の提起しかしながら、自律型化学はまだ十分に発展していない技術であり、多くの研究と開発が必要な領域でもあります。また、この技術に関連する問題もあり、安全性や環境への影響などに関してはまだ十分に明確なことがいくつもありません。

 今後の展開しかし、現在、多くの研究者が自律型化学に取り組んでおり、将来的にはより発展した形での実用化が期待されています。

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 どこから上記の情報を集めてきたかわかりませんが、私が考えている現状を略そのまま代弁しています。素晴らしい!!! 頑張らないといけませんね。

 さーーー、頑張るぞ――― !!!



 

2022年6月17日金曜日

自動運転レベル4の市販車が中国で販売されるそうです:ここまで進んできました。
一日でも早くオートノマス化にチャレンジしましょう。

 昨日(2022年6月16日)、以下のニュースがリリースされました。

世界初「自動運転レベル4市販車」、中国・百度が発売へ

 自動運転の最終レベルは自動運転レベル5ですので、完全自動運転まではもうすぐのところまで来ていますね。
 販売は中国IT大手の百度(バイドゥ)で、自動運転レベル4の電気自動車(EV)で2023年には納車予定だそうです。 自動車の開発と製造は集度汽車(Jidu Auto)が行うそうです。 IT企業と自動車メーカーが組むという、従来ではありえなかった組合せで最先端の自動車を世に出すということです。 時代が大きく変化していることを強く感じます。
 少し前まで、自動運転などはアニメや将来像の中での夢のような話であったのが、実現まであと一歩のところまで来ている。 正に技術の進歩や発展は想像以上に急速に進んでいます。
 単に自動車関連技術の発展というよりは、自動車技術を基本としてIT関連のAI等の様々な技術が急速に発展し、自動車技術とIT技術の雄がタッグすることで、実現したものです。 自動車にとってIT技術が極めて重要であることは、チップが足りなくなったために自動車の生産が出来なくなったという現実からも容易に考えられます。

 このオートノマス化の流れは自動車のみならず、総ての技術や研究分野でも急速に高まってくるはずです。 遠い話、夢の話ではなく、現実的にはもう近くにまで忍び寄ってきています。 オートノマス化(自律化)を実現するための環境(IT、AI、データサイエンス、種々のセンサー技術、他)は急速に高まってきています。 もうすぐ、オートノマス化の時代は現実のものとなります。 一歩でも早く、オートノマス化(自律化)技術や研究にチャレンジいたしましょう。 オートノマス化は昨日今日で実現できるものではありませんが、一日でも早ければ先端を進むことが出来ます。 また、今ならば世界を相手にチャレンジすることが出来ます。 未来の世界にチャレンジです・・・。



2022年6月7日火曜日

オートノマス(自律型)化学は近い将来に必ず実現する、最終的な技術の形態です。
手動型(現在)⇒自動型(進行中)⇒自律型(近未来)

  研究の流れや様式は様々な関連技術の発達に伴い、徐々に且つ時には急速に変化してまいりました。 この流れは歴史的な流れに従って、大きく以下の三段階に分類できます。

 第一段階 ⇒ 人間が総ての判断を行い、様々な意思決定を行って物事を進めて行く。これはマニュアル(手動)型での段階となる。 この段階では、研究の過程で人間の意思決定を行うために使用される研究支援/実施器具等は、人間の思考を支援するべく多種多様で、且つ正確な情報を人間に提供するように設計されます。

 第二段階 ⇒ 人間の行う作業の一部を機械が代行して実施する過程で、一部作業の自動型が実施される。 時代が進歩することで、時間や費用に関する問題が大きくなり、より短時間で大量の作業を行い、安価な費用で大きな成果を上げるための「自動化」が研究分野でも採用されるようになりました。 現在は、研究分野においても自動化できる部分は積極的に対応するということで、様々な自動化が採用されています。 創薬研究分野でも、HTS(ウエットおよび仮想)やコンビナトリウムケミストリー、ロボット技術の採用等順次適用が進んできました。

 第三段階 ⇒ 意思決定の伴う一連の作業(研究)を人間の手を経ずに実施するレベルで、オートノマス(自律型)レベルとなります。 コンピュータの発達で自動化が急速に進んだように、多種多様なデータをまとめて総括するデータサイエンスの向上、さらには様々な高度な判断を行う人工知能(AI)の発達が組み合わされ、人間が行う意思決定の作業を人間の関与なく実施することが可能となります。

 現在はマニュアルに、一部に自動化が組み合わされた時代(第二段階)となっていますが、今後は様々な技術が高度化することに伴い、自律化をサポートするのに必要となる様々な技術が急速に進歩します。 この大きな技術の進歩を受けて、様々な研究の自律型が進みます。

 時代はマニュアル(手動)型の時代から、自動型の時代を経て、最終的に「オートノマス(自律型)」の時代へと進化します。

 今から最先端の技術、即ち戦略への対応や挑戦を行いましょう。 



2022年5月7日土曜日

オートノマス(自律型)化学研究、複合化学研究、単一化学研究

  化学研究自体多種多様である。 これらの研究を「研究のスタイル」で比べると、以下の三種類に分類できる。

1.単一化学研究分野:

  単一研究分野内でとどまり、その研究分野内で技術的な進歩を目指す研究。

2.複合化学研究分野:

  複数の研究分野の技術が連携して用いられ、より高度な研究を目指す複合研究。

3.オートノマス(自律型)化学研究分野:

  ある目的を実現するために様々な技術や研究を行うが、研究課程での実施結果を様々な観点から判断し、更なる解決や展開を目指して様々な技術を自律連携して実施する。 即ち、様々な状況を判断し、決定を伴いつつ実施する総合的、且つ様々な研究分野を適時に組み合わせて実施する複合的研究である。

 上記3ステージの研究の他、個々の研究や技術の実施に際しては自動化自律化が適用される。 自動化は個別の技術に関する定常的なパターンにおける繰り返しや連続運転、作業の均一化等を目指して適用されるもので、上記3ステージの総てで適用、採用される。 自動化と自律化の違いは、周辺環境の変化への対応がある。 周辺環境の変化を認めず、常に一定の環境、条件下での技術適用を目指すのが自動化である。 これに対し、様々な環境変化を認め、この変化に対応しつつ様々な判断を行い連続的に技術を適用するのが自律化である。




2022年5月5日木曜日

手動(マニュアル)、自動(オートマチック)、
自律(オートノマス)の内容について

  今後オートノマス(自律型)化を論じるにあたり、自律、自動、および手動の内容について明確にしてみる。

 大きく見て、発展形を考えるならば現状が手動(マニュアル)となり、総ての判断や操作は人間の手にゆだねる段階である。これが現時点での状況を示すものとなる。

 続いて自動化であるが、人間が行う手動(マニュアル)では作業の正確性、繰り返しが苦手、休憩が必要ということで、これらの手動(マニュアル)の限界を補うものとして自動(オートマチック)が導入される。この時、自動化を実現可能なものとするために、様々な制限事項や作動条件を設定し、このような環境変化の無い一定条件下での稼働を目指すのが、自動化となる。

 実際の製造や作業は、常に様々な環境要因を持ち、これらの要因は常に一定であるわけはなく、様々な状況に変化する。この様々な状況変化に対応しつつ人間の手を介さずに作業を満足できる水準にまで実施する。これが、自律(オートノマス)の形態となる。


手動(マニュアル)

 人間が様々な条件や状況を判断しつつ様々な操作を実施する。

自動(オートマチック)

 定められた一定条件の下で、定められた一定の作業を連続して実施する。

自律(オートノマス)

 様々な条件や環境等の変化に対応し、その条件下で最も良いと思われる技術を適用して作業を行う。これは、人間が手動で行っている作業をそのまま自動化したものと言える。

   これが、「化学オートノマス(自律型)」の最終目的となる。




2022年5月4日水曜日

オートノマス(自律型)化へのステップ

オートノマス(自律型)化実現へのステップ 

  オートノマス(自律型)化実現までの道は極めて複雑で、奥が深い。内容的には単一的な研究の実施や完成レベルで最終まで進んだというわけにはゆかない。オートノマス(自律型)化の実現には様々な技術や研究分野の組合せが必要で、さらに個々の技術や研究の完成度も高いことが必要である。従って、オートノマス(自律型)化の実現には高い完成度を有する様々な技術の組合せが必要となる。

 オートノマス(自律型)化の実現には技術の種類のみならず、個々の技術の到達レベルも重要であり、感性間瀬の道のりは極めて長くなる。このため、オートノマス(自律型)化の実施は、実施上でのマイルストーンとなる技術的なレベルを設定し、これの実現を短期的な目標として、ステップバイステップに技術の完成度を上げて行き、最終的なオートノマス(自律型)化の実現を目指すのが自然である。

 実際、オートノマス(自律型)運転を目指す自動車の分野では、レベル0~5という6段階のレベルが国際的に設定されており、このステップを徐々に上げることで完全自動運転の実現を目指す。以下に設定されたレベルとその内容を示す。資料は以下のHPにあります。https://www.macnica.co.jp/business/maas/columns/135343/

レベル0:自動化無し。現状。
レベル1:運転支援
レベル2:部分運転自動化
レベル3:条件付き運転自動化
レベル4:高度運転自動化
レベル5:完全運転自動化

 現状から完全運転までは0~5の段階レベルが設定されている。このレベルを地道にステップアップすることで完全自動運転(自律型運転)の実現がなされる。0~2が人間主体の運転で、3から5が人間が関与しない運転となる。
 このように、オートノマス(自律型)化へのステップは簡単に実施、完成するものではなく、様々な技術の組合せや成果の積み上げ、完成度の高度化等の問題をクリアしつつ、更なる上のレベル目指して開発することが必要である。



2022年4月10日日曜日

「オートノマス(自律型/化)」化学と
「オートノミクス(自律型オミックス)」の提案:

  化学分野での「オートノマス(自律型/化)」はその定義上、化学分野や化合物を扱う研究の総てに適用できる基本的かつ、最終的な実施目標となる。

 この意味で考えると、化学のみならず生物や医療という分野でも「オートノマス(自律型/化)」の適用は必然である。これらの分野では、化学同様に個々の適用分野、ゲノム、バイオ、タンパク、メタボロミクス、トランスクリプトーム等々の様々な適用技術が展開されており、それぞれがその最終実施目的として近い将来には「オートノマス(自律型/化)」がターゲットとなる。

 生物関連や医療関連研究分野には「オミックス」という言葉があり、様々な「オミックス」研究がある。これは、個々の技術で網羅的な情報収集や解析研究を目指す基礎研究を基に、網羅的かつ全体的な観点を基に研究を推進するものである。

 オミックス研究自体がかなり網羅的な研究を目指すものであるが、このオミックス研究が目指す研究実施の最終目的は「オートノマス(自律型/化)」となる。従って、オミックス研究の最終的な形態として「オートノミクス(自律型オミックス)」研究がある。

 生物や医療関連オミックス研究の更なる研究実施目的として、
     「オートノミクス(自律型オミックス)」研究を提案したい。

 参考:オーミクス (omics) - Wikipedia





ChatGPTを使って「自動型化学」と「自律型化学」について質問してみました:<br>素晴らしい結果が返ってきました

 先日MSが公開したChatGPTを試してみました。人工知能を用いた検索、リポート機能を有する次世代型のシステムです。  試しに、私が提唱している「自律型化学」についてChatGPTを用いて質問しました。質問から、十数秒程度で以下のようなリポート(回答?)が返ってきました。 私が...