2022年6月17日金曜日

自動運転レベル4の市販車が中国で販売されるそうです:ここまで進んできました。
一日でも早くオートノマス化にチャレンジしましょう。

 昨日(2022年6月16日)、以下のニュースがリリースされました。

世界初「自動運転レベル4市販車」、中国・百度が発売へ

 自動運転の最終レベルは自動運転レベル5ですので、完全自動運転まではもうすぐのところまで来ていますね。
 販売は中国IT大手の百度(バイドゥ)で、自動運転レベル4の電気自動車(EV)で2023年には納車予定だそうです。 自動車の開発と製造は集度汽車(Jidu Auto)が行うそうです。 IT企業と自動車メーカーが組むという、従来ではありえなかった組合せで最先端の自動車を世に出すということです。 時代が大きく変化していることを強く感じます。
 少し前まで、自動運転などはアニメや将来像の中での夢のような話であったのが、実現まであと一歩のところまで来ている。 正に技術の進歩や発展は想像以上に急速に進んでいます。
 単に自動車関連技術の発展というよりは、自動車技術を基本としてIT関連のAI等の様々な技術が急速に発展し、自動車技術とIT技術の雄がタッグすることで、実現したものです。 自動車にとってIT技術が極めて重要であることは、チップが足りなくなったために自動車の生産が出来なくなったという現実からも容易に考えられます。

 このオートノマス化の流れは自動車のみならず、総ての技術や研究分野でも急速に高まってくるはずです。 遠い話、夢の話ではなく、現実的にはもう近くにまで忍び寄ってきています。 オートノマス化(自律化)を実現するための環境(IT、AI、データサイエンス、種々のセンサー技術、他)は急速に高まってきています。 もうすぐ、オートノマス化の時代は現実のものとなります。 一歩でも早く、オートノマス化(自律化)技術や研究にチャレンジいたしましょう。 オートノマス化は昨日今日で実現できるものではありませんが、一日でも早ければ先端を進むことが出来ます。 また、今ならば世界を相手にチャレンジすることが出来ます。 未来の世界にチャレンジです・・・。



2022年6月7日火曜日

オートノマス(自律型)化学は近い将来に必ず実現する、最終的な技術の形態です。
手動型(現在)⇒自動型(進行中)⇒自律型(近未来)

  研究の流れや様式は様々な関連技術の発達に伴い、徐々に且つ時には急速に変化してまいりました。 この流れは歴史的な流れに従って、大きく以下の三段階に分類できます。

 第一段階 ⇒ 人間が総ての判断を行い、様々な意思決定を行って物事を進めて行く。これはマニュアル(手動)型での段階となる。 この段階では、研究の過程で人間の意思決定を行うために使用される研究支援/実施器具等は、人間の思考を支援するべく多種多様で、且つ正確な情報を人間に提供するように設計されます。

 第二段階 ⇒ 人間の行う作業の一部を機械が代行して実施する過程で、一部作業の自動型が実施される。 時代が進歩することで、時間や費用に関する問題が大きくなり、より短時間で大量の作業を行い、安価な費用で大きな成果を上げるための「自動化」が研究分野でも採用されるようになりました。 現在は、研究分野においても自動化できる部分は積極的に対応するということで、様々な自動化が採用されています。 創薬研究分野でも、HTS(ウエットおよび仮想)やコンビナトリウムケミストリー、ロボット技術の採用等順次適用が進んできました。

 第三段階 ⇒ 意思決定の伴う一連の作業(研究)を人間の手を経ずに実施するレベルで、オートノマス(自律型)レベルとなります。 コンピュータの発達で自動化が急速に進んだように、多種多様なデータをまとめて総括するデータサイエンスの向上、さらには様々な高度な判断を行う人工知能(AI)の発達が組み合わされ、人間が行う意思決定の作業を人間の関与なく実施することが可能となります。

 現在はマニュアルに、一部に自動化が組み合わされた時代(第二段階)となっていますが、今後は様々な技術が高度化することに伴い、自律化をサポートするのに必要となる様々な技術が急速に進歩します。 この大きな技術の進歩を受けて、様々な研究の自律型が進みます。

 時代はマニュアル(手動)型の時代から、自動型の時代を経て、最終的に「オートノマス(自律型)」の時代へと進化します。

 今から最先端の技術、即ち戦略への対応や挑戦を行いましょう。 



「自律(オートノマス)型研究」について<br>教えてもらいました。<br>Google Copilot の回答です。良く書いてありますね。

  自分:自律型研究とは何 Copilot:  ・「自律型研究」は、 指示を待つのではなく、自らの意思で考え、能動的に研究を進める スタイルを指します。具体的に何を求めるかは研究分野や組織によって異なりますが、自己主導的に問題を探求し、目的や意義を考えて行動する姿勢が重要です。 ...