化学分野での「オートノマス(自律型/化)」はその定義上、化学分野や化合物を扱う研究の総てに適用できる基本的かつ、最終的な実施目標となる。
この意味で考えると、化学のみならず生物や医療という分野でも「オートノマス(自律型/化)」の適用は必然である。これらの分野では、化学同様に個々の適用分野、ゲノム、バイオ、タンパク、メタボロミクス、トランスクリプトーム等々の様々な適用技術が展開されており、それぞれがその最終実施目的として近い将来には「オートノマス(自律型/化)」がターゲットとなる。
生物関連や医療関連研究分野には「オミックス」という言葉があり、様々な「オミックス」研究がある。これは、個々の技術で網羅的な情報収集や解析研究を目指す基礎研究を基に、網羅的かつ全体的な観点を基に研究を推進するものである。
オミックス研究自体がかなり網羅的な研究を目指すものであるが、このオミックス研究が目指す研究実施の最終目的は「オートノマス(自律型/化)」となる。従って、オミックス研究の最終的な形態として「オートノミクス(自律型オミックス)」研究がある。
生物や医療関連オミックス研究の更なる研究実施目的として、
「オートノミクス(自律型オミックス)」研究を提案したい。
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