2024年5月31日金曜日

「自律(知的、オートノマス)型研究」に関する最初の学会および研究発表は、2022年10月のCBI 学会大会にて実施されました。

 「自律(知的、オートノマス)型研究」は湯田が提唱した研究の形です。これは、現在の「コンピュータ時代」における主要な研究スタイルである「自動型研究」がカバーできない研究内容を意味しています。

 現在から今後は、徐々に「情報時代」へと移行しますが、この「情報時代」の基本はデータが総てを支配することであり、いわゆる多種多様な形でビッグデータが実用化されてきます。従って、情報時代はこのデータを活用することが重要で、コンピュータは情報処理のための道具として使われることになります。多種多様な形の情報の多くは、コンピュータが不得意とする「自律(知的、オートノマス)型」情報であり、コンピュータが得意とする「定型(一定、繰り返し)型」情報とは特性が全く異なります。このため、「情報時代」の作業形態は大きく「自動型と自律型」の二つに分けられます。業務を二種類の特性に従って分けることにより、多種多様の変化に富む業務を識別し、討論することが可能となります。

 湯田が提唱した「自動型研究」と「自律型研究」への分類提案の最初の発表は、2022年の10月に開催されたCBI学会2022年大会で、フォーカストセッションでの講演とポスター発表でした。以下にリストいたします。

1.  湯田 浩太郎、「化学研究の「自動化」時代から、「自律型(オートノマス)」時代への進化と対応」、CBI学会2022年大会、東京、FS-05-3(2022).

2.  K. Yuta, “Proposal and Outline of the ‘Autonomous Chemistry’ Research”, CBI Annual Meeting 2022, Tokyo, P03-11, (2022).




2024年5月25日土曜日

本ブログは新たな名称となり、「自律型(知的、オートノマス)研究概論」関連ブログとなりました。

 湯田が提唱した「自律型(知的、オートノマス)研究」に関する主たる討論の場として、本ブログを活用させていただきます。

 本ブログの旧名称は「Autonomous Chemistry(オートノマス化学)ブログ」でした。しかし、本来の「自律(オートノマス)型研究」は化学の分野に特定したものではなく、総ての研究分野に適用される、より広範囲で汎用的な基本概念です。従って、より汎用的な討論を行うという観点で、名称を新たに設定させていただきます。

 個々の分野における「自律型(知的、オートノマス)研究」も重要です。個別分野における特殊技術等に関する詳細な討論が必要です。従いまして、個別分野における特殊な内容や背景、基本事項に関する討論は本ブログとは別に設けさせていただき、そちらの方でより分野詳細で高度な内容に関する討論の場を設けさせていただきます。

 本ブログの新名称は、「自律型(知的、オートノマス)研究概論」といたします。新名称及び積極的なご討論のほど、宜しくお願い致します。




「自律(オートノマス)型研究」について<br>教えてもらいました。<br>Google Copilot の回答です。良く書いてありますね。

  自分:自律型研究とは何 Copilot:  ・「自律型研究」は、 指示を待つのではなく、自らの意思で考え、能動的に研究を進める スタイルを指します。具体的に何を求めるかは研究分野や組織によって異なりますが、自己主導的に問題を探求し、目的や意義を考えて行動する姿勢が重要です。 ...